矢吹健を称える会

渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

2.5
 映画を見ていると、時折「岡本喜八か増村保造が監督していればよくなったであろう作品」に出くわすのだが、本作もそのひとつ。
 吝嗇の有馬稲子(個人的な好みで言えば、もうちょっと可愛げのあるキャラクターであってほしいが)がとんでもない衣装で登場して「おいおい……」と思っていたら、ほぼ全編そのままなのでかなりアツい。小山明子も美しい。