アッバス・キアロスタミ作品
これで10作目だっ( *˙0˙*)
今までは子供が主体の作品ばかりだったけど今回のは…ずいぶんと大人の会話劇。
なんとなぁく、ジュリー・デルピーとイーサン・ホークのビフォアシリーズを思い出しちゃった。
でもこちらはとっても居心地悪く、疲れたぁ〜(´Д` )
他人同士の男女が夫婦と間違われたことをきっかけに、長年連れ添った夫婦を演じながら２人で街を歩く…。
最初は感じよく始まるニセ夫婦の会話。
次第に子供のしつけ、夫婦関係の話題に及び、いつしか険悪なムードに。
どれも作り話なのにこんなに本気で喧嘩しちゃう？？？
だんだんこの２人が本物の夫婦に見えてきちゃうの。
贋作＝ニセモノ、フェイク
ニセモノにもそれなりの良さがあるんだって〜。
宝石やバッグなんかは気を使わなくて良いし、気軽に使える。
言わなければニセモノだなんて分からない。
な、なるほどっ(￣O￣;)
それにしても、ニセモノであっても夫婦喧嘩は犬も食べないワ🐕🦺
妻役のジュリエット・ビノシュ嬢が腹立たしい程わめきちらし、夫役のウィリアム・シメル氏も負けじと眉を吊り上げ相手を負かそうと毒を吐く。
ゲンナリしちゃいました。
私、相手の方に何か思う事があっても、ごっくんと飲み込んでお腹の中に溜めるタイプです。
ゲプ。
