ジニョク

ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのジニョクのレビュー・感想・評価

4.5
bennoちゃんとムービーデート💙

今回はbennoちゃんが選んでくれた作品です✨

『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』
アラン・パーカー監督

これは、冤罪や死刑制度について問う物語。

デビッド・ゲイル。
彼はある大学の元哲学部教授。
死刑反対運動の活動家。

元女子学生をレイプした疑いで大学を追われ、
妻に去られ息子を奪われ、住んでいた家までも失ってしまう。
その後は同僚であり、同志でもある女性の家に厄介になるのだけど…
ある日、その女性はデビッド・ゲイルにレイプされ殺害される。

彼女の体内にはゲイルの精液が、
頭に被せられたビニール袋にはゲイルの指紋。
ゲイルは死刑判決を受ける…。

処刑の日の1週間前、
彼は自らの手記を綴るため、女性新聞記者ビッツィーを呼び寄せる…。


デビッド・ゲイルを演じたのはケビン・スペイシー。
記者ビッツィーにはケイト・ウィンスレット。

罪状を聞く限りでは「この男、絶対に黒に違いない!」と感じるのだけど、ビッツィーはゲイルの話を聞くうちにこれは冤罪ではないか…と考え始めます。

処刑は金曜日。
インタビューはその週の火・水・木曜日で1日たったの2時間だけ。
限られた時間の中で真実を見出せるのか。

131分、全くダレる事なく夢中になって観ました。
ゲイルの話を聞けば聞くほど無実に思えてきて。
でも、時間がない!時間がない!時間がないッ💦

そんな時に犯罪を示唆する証拠品が見つかったり、不気味なカウボーイハットの男に付きまとわれたり。
一体ど〜なるのぉぉぉ⁈

そして処刑の日、当日…


うわぁ…
衝撃的なお話でした💧
愕然とするビッツィー(と私)。
追い討ちをかけるような更なる出来事。
呆然とするうちにエンドロールがやってきて、
しばし、その場を動けませんでした。

ところで、死刑になれば罪は償われた事になるのですか?
なんかそれは違う気がします。

私が日々思うことは…
(⚠️過激発言かもしれないので”オフレコ”でお願いします。クレームも受付いたしません)

殺人、虐待をした者は同じ目に遭わす刑。
子供を餓死させた母親には餓死の刑。
子猫に毒餌を与えたら毒飯の刑。
痛みを、苦しみを、悲しみを味わえばよい。

話が逸れたついでに、世界の処刑種類について。
絞首、電気椅子、ガス室、薬殺、銃殺、斬首、石打ち…があるそうです。
日本は絞首のみ。
ただ、アメリカでは絞首刑は非人道的と考えられていて、あちらでは薬殺なんだとか。

長くなりました。
普段なかなかこおいった作品に手を出さないのでbennoちゃんに感謝です!
ありがとございました!😊
ジニョク

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