1話は導入としてこの社会の女子、ひいては子供たちに課せられたものをわかりやすく見せてくれる。
2話は大人の女性への抑圧とそこからの脱却を弱虫ペダルばりにパワフルに映し出す。(イランではこの場所でだけ…
船出というわかりやすいモチーフ
ある日を境に、わたしは女になる
スカーフがたなびく
道路をひたすら疾走する
「わたし」は今、どこにいるのか
走り続けることの主張
自由になりたい
買物リストと指に…
1話目は船漕いでしまいあまり記憶ないが、2話目が良過ぎて覚醒した。寓話としての完成度が高く、しかし興醒めするような絵空事でもない、全編移動ショットの逃走劇。男性は馬の力を借りて移動しているのに対し、…
>>続きを読む2本目、真っ黒なヒジャブを被り自転車を漕ぐ女性の大群と並走してくる馬。風に靡くヒジャブのシルエットが印象的。ずっと自転車を漕いでるだけなのカッコいいし、地に足がついたらそこで終わる。途中に出てきた看…
>>続きを読むモフセン・マフマルバフの妻であるマルズィエ・メシュキニのデビュー作とのことだがデビュー作とは思えないどころかスーパーど傑作。イランのキシュ島で暮らす3人の女性のオムニバスになっていて圧倒的男性社会の…
>>続きを読むその土地に根付いた古い価値観に抑圧される2人の女性と、自分を縛るルール(=年長者の存在)がないためタガが外れたように爆買いする老婆。
人生に残された1時間の外出、保守的な親族からの逃亡(自転車と馬…