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大アマゾンの半魚人のmarimoのレビュー・感想・評価

大アマゾンの半魚人(1954年製作の映画)
3.2
シェイプ・オブ・ウォーターの原点との事で、blu-rayを買って観ました。

なぜ観た事もない作品を円盤購入したのか?
レンタルはDVDのみ。
動画配信もされていない。

もうHD画質で観るには円盤購入しかない。

blu-rayは3D版も収録されているので、本作を100%楽しむため3Dで視聴。(半世紀以上前の作品なので、期待度はほぼ0です)

あれ?めちゃくちゃ3Dがちゃんとしてる。
飛び出し系ではなく、奥行き系。これ時代を考えると単純にすごい。白黒の3Dって新鮮。2Dでも観たけど、これは絶対3Dがオススメ。3Dで観ると映像の古臭さを感じない。

水中でのシーンは美しく、シェイプ・オブ・ウォーターが影響を受けたであろうシーンもあります。

作品そのものは、半魚人ギルマンが人間の美女に恋をしてしまう悲恋の物語。
とにかく半魚人ギルマンが切ない。

ギレルモ監督はこの悲恋のストーリーを成就させるためにシェイプ・オブ・ウォーターという物語を撮ったのだろうか。それはギルマンが死の淵で見たかもしれないifの物語。感慨深い。
もう一度シェイプ・オブ・ウォーターを観たくなる。
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