コナンの舞台はついにイージス艦です
海上自衛隊の全面協力だそうです(アニメで全面協力とはいかに…)
劇中では殺人事件なミステリー要素もあるのですが
正直そこはどうでもよくて
ゴリゴリの海洋軍事サスペンス映画です
もう福井晴敏な世界観にコナンキャラクターが紛れこんでるだけなんです
さすがに福井先生のDAISは出てきませんが
防衛大臣直轄の情報保全隊員が出てくるなどのニヤニヤ展開です
今回のメインヴィランは「あの国」です笑
想像にお任せ「あの国」です
コナンな大爆発とかコナンなミステリーを期待すると違うかもしれませんが
海洋軍事サスペンスとして観るとかなり上質
ここら辺は海上自衛隊の全面協力故なのかイージス艦や自衛隊内部組織などの解像度が高く描かれているのもポイントです
もちろんそこは歴戦のコナン制作陣なので
コナン的な要素も忘れません
後の展開まで想像しやすい伏線の数々(というか前フリ)
光彦の電波時計
小五郎のキラキラ名刺
イージス艦の微弱電波の検知能力
などなど
あーこれ誰か海に落ちるな…蘭かな…めんどくせえな
とある程度先の展開を分からせておいて
更に服部と和葉ちゃんも参戦させて劇場版のお祭り感も盛り込んでくれます
コナンのミステリー要素として謎の死体の存在など
同時並行で複数の謎を描くのもコナン映画のお約束
蘭ちゃんがとある状況になるために
いつもより空手パラメーターは弱めに設定されてます
ただ蘭ちゃんには空手しか無いのでそこの設定下げちゃうと
ただの足手まといキャラになってしまうのでそこが残念
コナンのキック力増強シューズの破壊力が限界突破なのもポイント
ドラゴンボールみたいな演出になってます
力が分散した後でもなおイージス艦のデッキの柵をひん曲げる威力です
フルパワーが直撃したXさんは多分あばらも内臓もグチャグチャです
正直、直撃した瞬間に肉体が爆ぜてもおかしくないです
きっと病院に運ばれたあとでXさんはお亡くなりになってると思います
「あの国」のスパイも大変です