大アマゾンの半魚人の作品情報・感想・評価

「大アマゾンの半魚人」に投稿された感想・評価

子供の頃から観たかった伝説的クリーチャー映画
水中撮影が見事
そもそも水中を移動出来る着ぐるみ?があるとは、製作された時代を考えると驚き
半魚人は女性好き…デル・トロさんも踏襲して本作の発展形に結びついた…とゆー解釈でよろしいでしょうか?
YAEPIN

YAEPINの感想・評価

2.0
『シェイプ・オブ・ウォーター』を観た後だからか、前者に比べ何も心を動かされなかった。

まず怖くない。公開当時からすれば異形のものに次々と襲撃される様は不気味で恐ろしかったのかもしれないけれど、『ジョーズ』はどんな時代に観てもきっと怖い。
半魚人の姿がたくさん画面に出るし、驚異的ではない。
陸に上がった時を狙って銃で撃てば傷は与えられるでしょ...くらいには感じてしまいました。

ギレルモ・デル・トロなどモンスターオタクに影響を与え、エンターテインメントとしてのホラー映画の原点だということは分かりますが、普遍的に楽しめる作品ではないかなと思います。
Iman

Imanの感想・評価

4.0
今観るとチープかもしれないが、小学生の僕にとっては半魚人といえば、シェイプではなく、これこれ。

20年以上も前にLDで視聴していたのですが、「シェイプ・オブ・ウォーター」の公開を受けて、やっとDVDをレンタルして再視聴しました。
(LD探したけど見つからなかった...悔しい...)
まさか60年以上も経て、これほどの人気になるとは...

アマゾン川沿岸で水かきのある生物の手が発見されたことから、リード博士たちが詳しい調査をすることになる。
やがて調査隊の一行が水中を探索中に、半魚人のギル・マンが姿を現わす。
攻撃されたギル・マンは調査船の乗組員を襲い、博士たち一行との全面対決に突入するが...
ストーカーのように調査隊の美人助手ケイに固執する半魚人が、一行の行く手を遮る。

オリジナル版は、やはり単なるモンスターとして描かれています。
そして、最後の結末も...

水かきのついた手やモノクロ画面に映るギル・マンの姿はなかなかのモノ。
モノクロなので結構リアルに見えます。
そして、何処となくギル・マンに表情があるように見えるのが不思議です。

そして、水中シーンが結構あるのですが、半魚人の泳ぎが上手いので驚きです。
モンスター・スーツを着用しての撮影は大変だっただろうなぁと思ったりして...

さらに製作年度は1954年、CGの無い時代にこれほどの作品を撮影するとは本当に脱帽ですよ。

今度「シェイプ・オブ・ウォーター」のBlu-rayがリリースされたら見比べてみようと思います。
彼の他作品に比べるとだいぶ落ちるがまぁオモロイ。
ってかヒロイン可愛すぎやろ…さいこぅ!
あと、半魚人泳ぐの遅すぎ&耐久力ありすぎー!
水中撮影が最高。

このレビューはネタバレを含みます

 アマゾンのジャングルの奥地の黒い入り江で探検隊が半魚人に襲われちゃう話。

 なんといっても半魚人のデザインが最高で1954年という公開というのが恐ろしいくらい妙にリアルさがあるヌメヌメっぷりなクリーチャーでした。水中撮影の美しさも見事でずーっと見ていたくなる不思議な感覚の映像美でした。スーツアクターの方の体技がどうなってるんだと感心するアクションの数々でした。

 話の方は単純でヒロインに恋をしたクリーチャーが男はバンバン殺してヒロインをかっさらおうとするという。学者さんたちですけど、みんな美男美女でしかも沼の中に殺人クリーチャーがいるのにみんな水の中に飛び込んで行く勇気の持ち主たちでした。そして異形のものを問答無用で射殺する人間たちもなかなかの映画で面白かったです。
nori007

nori007の感想・評価

3.2
「シェイプ・オブ・ウォーター」の元ネタとして注目を集めてる今作。
全体的には恐怖映画としての側面が強いが、人間の女性を好きになる描写もありそこはかとない恋愛模様も感じ取れるのだが、最終的には殺されてしまうという。現代の感覚から言うとまったく人間とは勝手なものである。

1966年の「ウルトラQ」に登場するラゴンの元ネタでもあると推測するが、こちらでは一見恐怖物と思いきや最終的には和やかな話として終わる。つまり「シェイプ・オブ・ウォーター」以前にも今作のアンチテーゼはこの日本で作られていたのだ。

ただしこの映画が素晴らしいのは、そのモンスターの造形だろう。これは後の特撮に多大なる影響を与えてると思う。それに気ぐるみを着ての水中シーンは呼吸も出来ずマスクを被っていては水がマスク内に入って息継ぎも簡単に出来ないので超危険である。なので長時間の潜水遊泳をしているところがすごいし、当時の機材でどうやって撮ったのだろうとか思ってしまう。この水中シーンが後の「007サンダーボール作戦」へと繋がっていくのだろう。
Ukosaaan

Ukosaaanの感想・評価

3.6
シェイプオブウォーター後に観ると半魚人が瓜二つだとよく分かる。
人間と半魚人の泳ぐスピードがほぼ同じところがお気に入り。
アカデミー賞で作品賞を授賞したギレルモ・デル・トロ監督作『シェイプ・オブ・ウォーター』の元ネタ。54年の作品でモノクロ。初めて水中3Dで撮影された作品らしい。恐怖映画というジャンルにおいて鉄板キャラとなった「半魚人」の原型とも言える。

古い作品ではあるが、恐怖描写では後の『ジョーズ』や『13日の金曜日』などで見られるような怪物の全景を敢えて映さない(怪物の主観的視点の導入)で恐さを煽るような手法が部分的に既に取られている。そこに音楽が促進剤として機能し、緊迫感に拍車をかけている。基本的で原初的な手法であるが、古びた感じは受けず、恐怖映画として十分楽しめる。

本作は普通に恐怖映画として楽しめるだけでなく、半魚人の叶わぬ恋物語としても楽しめる。半魚人がヒロイン(めっちゃ美人、タイプです笑)のすぐ下を泳ぐシーンでは半魚人自身の求めるが手にはいれられない、もどかしくて物寂しい、切ない気持ちが表れていている。このシーンを半魚人とヒロインのセックスの象徴と見る人もいるようだけど、個人的にはオナニーに近いと思う。このヒロインには科学者の恋人がいる訳だし、後のシーンでもヒロイン(と同時に観客)は半魚人のことを恐怖の対象としか見ていない。ロマンチックだが切なくて悲しい、一方通行の恋愛感情だったのだから。この悲恋こそが幼き日のギレルモ少年にインスピレーションを与えたのは言うまでもない。

半魚人の心に寄り添わない構成を映画そのものがとり、恐怖映画として仕上げたことで半魚人の悲恋の悲しさ、切なさがかえってより深まる。いつだって人間は人間のことだけを(意識の有無を問わず)かわいいと思ってしまう生き物なのかもしれない。
LAGUNA

LAGUNAの感想・評価

3.7
「シェイプ・オブ・ウォーター」のデルトロ監督が子供の頃、この映画をみて、人間の女性を好きになった半魚人か最後に人間に殺されるシーンで泣いてしまったという。そして40年後、あの「シェイプ~」で半魚人と人間の女性との恋を実らせるという願をかなえたとのこと。
なので、ぜひこの映画をみたくて、みてみました!

研究者の中にはたいていワンマンで、マイケル・シャノン演じたむかつく奴がいるものですね。生け捕りにしようとやっきになってるそいつに対し、冷静な人もいて、撮影だけできればいいじゃないかというが…。

しかし、最終的には女性を半魚人が連れ去ってしまうので、攻撃してころしというのもいたしかったなかったのかな?
半魚人の造形は あの手の水搔きのあるようなところは気持ち悪かった。白黒なので色はわからないけど、なかなか。
ツッコみどころはあるものの面白かった。
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