大アマゾンの半魚人の作品情報・感想・評価

「大アマゾンの半魚人」に投稿された感想・評価

abe

abeの感想・評価

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シェイプ・オブ・ウォーターの為に復習。
半魚人目線で見ると本当に可哀想で切ない。やっぱ怪物が美女を抱えるシーンは絵になる!
MURANO

MURANOの感想・評価

3.9
ギレルモ・デル・トロ監督が子供の頃に観て、『シェイプ・オブ・ウォーター』の元ネタにもなったということで!

当時の技術的な限界もあるからか、お話自体は至ってシンプル。もっと発展させられたのでは?と今だとどうしても感じてしまいますね(そもそも上映時間も短い)。

ただ、半魚人が泳ぐ水中の描写はモノクロならではの陰影が活かされ、美しく静かな緊迫感を放っています。

半魚人のビジュアルも、毳毳しいけど愛着が沸くので、『キングコング』と同様、人間よりも半魚人に肩入れしちゃう。

とにかく、半魚人を見た目含めてキャラ立ちさせ、恐怖も悲哀も介在させてるだけで、モンスター映画の古典として価値アリ。ギレルモ少年が魅了されるのも納得(笑)

1954年製作で『ゴジラ』とは同じ年。そこにも何か、不思議な縁を感じちゃいますね。
ストーリーは単純だけど(野獣は美女を好む)この時代にこれだけの水中シーンを撮っているのは凄い!半魚人のスーツ姿で!!!
続編ではクリント イーストウッドがちょい役で出てる。
ホラー映画の金字塔である!
怪獣側の意思・パーソナリティを描いた怪獣映画だが、その描かれ方が「コミュ力低い非モテの童貞」に、見ようによっては見えてくる…(親近感)

縄張りに侵入する男は暴力で排除するが、女の子に対してはバレないように見つめるだけ…w

そんな奴を無理矢理引きずり出そうと追い詰める主人公は、「マッチョなイケメンリア充」ですよ。そんなのどちらに感情移入してしまうか明白でしょうw
abdm

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3.0
得体の知れないアマゾン川に笑顔でやすやすと飛び込み遊泳しだし、「船から遠すぎだ!」という警告に対して笑顔で手を振るという極めてフラガーなヒロインに頭が上がらない。
そしてそんなフラグも回収出来ずに、その姿勢に惚れてしまった半魚人さん。
触りたくとも触れない。いつも水面から彼女の顔を見つめるだけ。たまに勇気を出して会いに行っても、見事な危機察知能力を兼ね備えたヒロインにいつもバレて、叫ばれ回れ右をし深く潜る。

あぁ不憫!

そんな半魚人さんと彼女の間に立つのは彼女の愛人らしき黒髪の男。
やたら写真撮ってくるし、家にもズカズカ入ってくるし、こいつマジうぜえなという顔で睨みながら鋭い爪を振り下ろす。
彼女を我がものにするために…。

果たして半魚人さんの恋は実るのか?
ホラー界隈では伝説的な作品ということでこれは観ておかねばと思い鑑賞。スピルバーグやギレルモ・デル・トロに多大な影響を与えているとか。『シェイプ・オブ・ウォーター』って多分これの現代版じゃないかなと勝手に憶測している。
70分ちょいの短い映画なのだがこれがめちゃくちゃ面白い。いわゆるモンスターの悲哀を描いた映画。全てのホラー映画は恋愛映画なのだという名言を思い出す。アマゾンの奥地を訪れた調査団の1人に半魚人が恋をする話ととって間違いないだろう。半魚人の泳ぎが普通に人間(着ぐるみだからしょうがないんだけど)とか言いたい事は色々あるけれど、半魚人の造形と演出が見事。微動だにしない表情も私にとっては豊かな表情に見えなくもない。女に触れようと思えば手を引っ込めたり、ラストシーンにて人間側に射殺されるのではなく、「ああ、ダメかあ」という感じでアマゾンに自ら沈むシーンが素晴らしい。
tmtkhzm

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3.9
人間の欲と半魚人の本能。

モノクロならではの
水中の神秘的な映像。
造形美は素晴らしい。
この時代(1950年代)に水中撮影ってこんなキレイに出来たんだなあ。当時としてはかなり斬新だったんじゃ。しかも公開は3D。
着ぐるみのまま泳いでるし呼吸は大丈夫なのかと映画の内容関係なくハラハラしてしまう。外見が沼だからあんな透き通った綺麗な水じゃないはずなんだけどまあそれはご愛嬌。
半魚人のデザインは素晴らしく、キングコング的モンスターかわいそう話で切な系ムービーでした。
ガキの頃に東映マンガ祭りを観に行ったら、何故か半魚人も観れたという、映画館の館長の趣味に惹かれて毎週通ってたあの時代の映画

このレビューはネタバレを含みます

水中と地上、2Dと3D。

男は次元を超えて女性の生足に飛び付きたくなるものなのです。
ただ、力任せに行くと窒息して死んでしまう。

半魚人は当たって砕ける男そのものであり、まったくもって共感しか湧かない存在なのだ!
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