ドルジ

惑星ソラリスのドルジのレビュー・感想・評価

惑星ソラリス(1972年製作の映画)
3.1
62点(100点満点中)
〈脚本〉30/45点
壮大なSFかと思いきや、哲学的な愛の話に帰着するというのはいかにも「インターステラー」と同じで、モロに参考にしてるなあと思った。「インターステラー」は大好きだけど、それはしっかりとSF的面白さがあった上でのことであり、本作のようなほとんど哲学してるだけの映画は自分には退屈だった。扱ってるテーマ自体は生命倫理とも関わる問題で、近年も取り沙汰されていたので興味深くはあった。でも急に“人類愛”に目覚めたのがなんでかは半分寝てたせいかわからなかった
〈演出・撮影〉17/25点
冒頭とラストに繰り返される水草のカットは本当に美しいし、その美しさ故にラストの恐ろしい結末が映えていた。青を基調とした?モノクロやセピア色でのシーンは、最近の映画には観られない面白い演出だと感じた。意味深な長回しをやるのはいいんだけど、あまりにも多すぎて流石に眠くなった。無重力描写は浮いてない物が多すぎて違和感が強かった。この辺のSF的演出は「2001年」と比べると流石に劣ってしまうね
〈音楽〉6/10 点
〈演技・キャスティング〉5/10 点
演技に少しわざとらしさを感じた
〈印象〉4/10 点
本当に眠かった。内容がつまらないわけじゃ無いんだけど、長いカットの連続や静かなBGM、哲学的テーマが眠りを誘ったのかな。こういう映画は今の自分にはまだ早そう
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