やす

アヒルと鴨のコインロッカーのやすのレビュー・感想・評価

4.5
ソフト所有で再鑑賞。
伊坂幸太郎原作✕中村義洋監督とのコンビは、他にも『ゴールデンスランバー』や『フィッシュストーリー』、『ポテチ』等がありますが、一番最初がこの映画。

多分知名度は『ゴールデンスランバー』等の方があり、ヒットもしてますが、私はやっぱりこの映画が大好き✨

この映画の予告を見た時は、コメディという印象でしたが、もの凄く切ないミステリーでした。
少し残酷に思えるシーンも、あるかも知れません。

モノクロのパートと、カラーのパートがとても効果的で、
私の乏しい頭では想像も出来なかった真実に、胸が張り裂けそうになりました😢

ボブデュランの「風に吹かれて」が、また切なさを高めて、CDを借りてきて聞いたりもしたな。

この映画を見てから原作も読んでみて、とても良かったのと同時に中村監督はこのお話を本当に上手く映画化したんだな、と改めて思いました。

瑛太が良いことはもちろんですが、この映画で初めて見た濱田岳は、「いい味出してるな~、この子」と思ったけど、今もそのままのキャラで活躍していて、嬉しい限り😊

それと今回見て、岡田将生がほんの少し、役名が“免許のない学生”で出ていたという発見がありました😊

もし、興味はあるけど見ることを躊躇している人がいるのなら、是非見てほしいなぁと思う映画です。
やす

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