TAK44マグナム

レプリカントのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

レプリカント(2001年製作の映画)
3.0
年末はヴァン・ダム!!

そういえば週末はヴァン・ダムというレビュー企画を勝手にやっていたのをすっかり忘れていました!
こうなったら年末はヴァン・ダム!
・・・にパワーアップしちゃおうかと意気込んだのは良いのですが、それだと一年にヴァン・ダム映画は一本しかレビューしないという事になりかねないので止めます(笑)!

本作の特徴は何といってもヴァン・ダムの一人二役。
悪いヴァン・ダムと良いヴァン・ダムが激突します!
なんだかジェット・リーの「ザ・ワン」みたいですが、同じSFアクションでも、こちらは悪ヴァン・ダムの髪の毛からクローンを作って、悪ヴァン・ダムの行動パターンを読もう!というものです。
劇中でも触れていますが、悪ヴァン・ダムの顔が分かるので、それで公開捜査したほうが早そうなのに、とある理由からそれはしません。
早く捕まえたほうが絶対によさげなんですけどね〜。

それにしてもヴァン・ダムは自分好きですねえ!
一人二役、何度目だよ!って感じです。
監督はリンゴ・ラムなんですけど、やはりヴァン・ダムが二役やった「マキシマムリスク」も同監督作ですよ。

見所は何と言っても、マイケル・ルーカー演じる刑事に、まるで犬のように扱われるヴァン・ダムです!
生まれたてホカホカなので、まだ何も世間を知らないヴァン・ダムの目が怯える子犬のようでカワイイ(笑)。
娼婦のオッパイにすがりつくヴァン・ダムも必見!

ヴァン・ダム同士の対決シーンは、同じ人間という設定なので動きが同じで、ハイキックが交差したりして何気に格好良いです。
しかし、このクライマックス以外に大したヴァンダミングアクションが見られるわけでは無いので、ちょっと消化不良気味で寂しい。

ラストは何となくお涙頂戴って雰囲気を醸し出しておりますが、
実際はヴァン・ダムがむさいオッサンと家族になるよりオネーチャンとのピンク色の性活を選んだだけなんじゃないかな、と(苦笑)。
うむ、非常に正直でよろしい!

まあ、ヴァンダ厶映画としては可もなく不可もなく、至ってフツーといった感じでしたね。


さてさて、今年もこれでレビュー納めです。
読んでくださっている皆さん、駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
来年も宜しくお願い致します!
それでは、良いお年を〜!!


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