スガシュウヘイ

或る夜の出来事のスガシュウヘイのネタバレレビュー・内容・結末

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストを、キスシーンにするのではなく、落とされた毛布だけを写すという演出が、とてもお洒落。

「ジェリコーの壁」
ついに崩壊!
これは、見事に決まった!



ヒッチハイクのシーンも笑った。


世間知らずの令嬢と新聞記者という設定が『ローマの休日』と似ているが、本作の方が約20年古い。

ってか『ローマ〜』より20年古いって、まさにラブコメ元祖中の元祖だな。


公開:1934年(米)
監督:フランク・キャプラ(『素晴らしき哉、人生!』)
出演:クラーク・ゲーブル、グローデット・コルベール
受賞:アカデミー賞主要5部門受賞(作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、主演女優賞)ほか。