らんらん

地球が静止する日のらんらんのレビュー・感想・評価

地球が静止する日(2008年製作の映画)
2.5
SF、宇宙もの、リメイク作品
出演者、キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、キャシー・ベイツなど

【内容】
突然アメリカに宇宙船が着陸、中から宇宙人が出てきて世界中大騒ぎになる
アメリカ政府は宇宙人を警戒し監禁しようとするが、宇宙人は不思議な力を使って脱走してしまう
果たして宇宙人の目的とは何なのか、そして人類の運命は、、、

ネタバレ
宇宙人は地球を守るためにやって来た
ただし人類から地球を守るため=人類を滅ぼすためにやって来た
人類が変わればチャンスはあるらしいが、もはや手遅れらしく人類は滅亡の危機に陥る

【感想】
思った以上につまらなかった
先にオリジナル見た後での鑑賞なんだけど、比較どうこう以前の問題だった

一番ダメなのはオチがもやっとしすぎ
結局なんだったの?ってなる映画はダメでしょ
歴史的にも今後の人類が変わるわけないんだから一部の人だけ見てほだされて?去っていくラストは納得できない

登場人物が嫌な奴ばかりだったのもマイナスポイント
大統領代理のババアは最初から傲慢だし、ヒロインは偽善の口だけっぽいし、子供は全てがむかつくし
主人公の宇宙人の行動も行き当たりばったりで何がしたいのか何をしようとしてたのかよくわからなくてイライラする

・1951年版との比較
宇宙船が円盤から謎の球体に変更されてる
ロボットのデザインはほぼ同じだけどめちゃくちゃ巨大化してる
宇宙人の目的が違う、性格も違う、地球人側も最初からかなり敵対的態度

・まとめ
1951年版はいろいろとチープではあるけどその分余白を想像で補える点が良かった
リメイク版は映像は綺麗だし、専門家っぽい人出してそれっぽく理屈つけてリアリティ出そうとしてるけど、かえってリアリティがなくなった気がする
こういうのはおバカなくらいでいいと思う、変にリアリティ出してシリアスにしちゃうとせちがらくて見ていて楽しくない
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