矢吹健を称える会

かもの矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

かも(1965年製作の映画)
2.7
 脚本が勝ちすぎているという印象。全篇に渡って繰り広げられる梅宮辰夫のモノローグもさることながら、黄色い花だの赤い花だの、妙に文学的な表現に鼻白んでしまう。輪姦シーンの揺れる葉も、緑魔子の絶叫もいちいち寒い。それでも、緑魔子は素晴らしいと思う。