かもの作品情報・感想・評価

「かも」に投稿された感想・評価

舟子

舟子の感想・評価

4.0
秋ってね、寂しいのよ 女には…
桃子から桃太郎へ、ヒドい男たちと裏目裏目のノリコにわなわなしましたが決して裏切らない新しい恋人(💰)と幸せに、なってね
『ダニ』(併映だった)と同じく梅宮辰夫が満身創痍で地べた這いずるラストでも成沢昌茂脚本の本作は遙かに鮮烈…緑魔子が寮を飛び出し彷徨いの果ての噴水、そしてその後の地獄…

2020/02/25
【ゆるされて〜】36

スケコマシで玉転しのサワダケンが主人公。てっきりジュリーから来てるのかと思いきや、タイガースのデビューよりも前の映画だった。ジュリーごめん。辰つぁん、いい男です。ちょい乱暴すぎで最後は泣かされちゃう。ざまあみろでもかわいいい。
大原麗子はとにかく素材が別物。動きが最小限なところも含めて、ほとんどお人形さん。「許されて〜」の決めゼリフが懐かしい。四つ木魚辰の蓮司が極悪。
魔子ちゃんワールド。早朝という時間帯は魔法。目ひん剥いて歩きたくなる〜。
まさか1965年にこんなエロくて(露出が多いとかいうことではなく)ロックなパリピ映画が作られてたとは。緑魔子が早朝ほっつき歩くシーンなんか相米のノリに近いものがある。そんで彼女に近づいてくる魚屋のデュフフ男=石橋蓮司に笑う。更にそこからのおぞましい草むら、ぶん投げられる魚!

大原麗子がすげーかわいい。梅宮辰夫のヤリチンのゲスぶり。寮母の浦辺粂子超良いキャラしてる

最後に梅宮をハイヒールで踏みつけ金を奪って銀座を闊歩する緑魔子が堪らん。本流ヌーヴェル・ヴァーグって感じだ......

ズームしつつパンしまくるキャメラには明らかにワンシーン・ワンショットへの志向あり
極悪ひも・梅宮辰夫を堪能できます。モノクロなので左頬の傷痕もよく目立ち、凄みが1・5倍増しです。しかしなぜこうも緑魔子は悲惨な役どころが多いのでしょう。大原麗子が綺麗です。若き石橋蓮司が強姦魔役でチラッと出てきます。怪演。コメディー要素強くも主要登場人物がみんな酷いことになります。水商売の世界を描いた映画ながらも、この世界への偏見がありありとしていて、とてもミソジニックな仕上がり。
とも

ともの感想・評価

5.0
一昨年「ダニ」を観て面白く、「一万三千人の容疑者」も期待してたら面白く、そして今回の「かも」も期待、面白い!!
最初の「女をスケというのはスケベェだからと思ってもらって差し支えない」でくすっとする。辰兄ぃにしか許されない台詞!
辰兄ぃは安定の清々しいほどのクズっぷりを発揮(スミマセン)。
潮健児と石橋蓮司、豪華!どっちが花柳流の家元だったのか…?
桃子さんから桃太郎さんになったお話…切ない。しかしここで男を使うのもしたたか
そして大原麗子が可愛かった〜!
mingo

mingoの感想・評価

3.9
今で言う下北メンヘラ系、緑魔子の怪演が素晴らしい。そして大根なのにあまりにも可愛すぎる大原麗子がやばい。映画自体良かったにもかかわらず大原麗子が脳内再生されてポワポワする。その他出演者もなかなか豪華。大原麗子に騙される男が蜷川幸雄、緑魔子をレイプする二人組が潮健児となんと石橋蓮司! 未来の夫婦共演に心踊らされる。夜の青春シリーズ、ダニも観たい。
寮婆・浦辺粂子初登場のストライプワンピースがかわいい。いつものアッパッパじゃないのよ
 脚本が勝ちすぎているという印象。全篇に渡って繰り広げられる梅宮辰夫のモノローグもさることながら、黄色い花だの赤い花だの、妙に文学的な表現に鼻白んでしまう。輪姦シーンの揺れる葉も、緑魔子の絶叫もいちいち寒い。それでも、緑魔子は素晴らしいと思う。
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