爆裂BOX

クリッター2の爆裂BOXのレビュー・感想・評価

クリッター2(1988年製作の映画)
3.8
前作から2年後、再び巻き起こるクリッター騒動を描いたシリーズ二作目です。監督はスティーヴン・キングのTV映画等を監督しているミック・ギャリスが担当。デビット・トゥーヒーが脚本で参加しています。
前作でブラウン農場に産み落とされていたクリッターの卵がイースターバニーの卵として町中に持ち込まれ、卵からかえったクリッターが大暴れを始めます。前作の後、ブラウン一家は引っ越していたのですが、祖母を訪ねて町に帰ってきていたブラッドが再び巻き込まれます。前作からブラッドと親友チャーリー、バウンティハンターのアグとリー、保安官等が続投しています。リン・シェイも続投してます。チャーリーは今回バウンティハンターの一員となって登場します。あの後そのまま宇宙までついて行ったんですね。
アグとリーのバウンティハンター二人は呼び出されてすぐ玄関吹っ飛ばして登場したりと相変わらずの無茶苦茶さを披露してくれますが、今回は前作よりは活躍してた気がしますね。リーは前作で最後チャーリーの顔使ってましたが、気に入らなかったのかまたのっぺらぼうに。今回はプレイボーイのグラビア写真見てオッパイ美女に変身してくれます。でも、今回無念の殉職…長年連れ添った相棒の死にアグものっぺらぼうに戻ってしまいます。
今回クリッター達は前作よりも数が増量し町中で大暴れしてくれます。相変わらず可愛いですが、凶暴な奴らですね。今回は動きなど前作よりコミカルさが増してますね。今回は他の仲間と合体してデカいクリッターボールになったりします。特に終盤登場する巨大クリッターボールは圧巻ですね。下敷きになった人間があっという間にがい骨になる所はインパクト抜群でした。
元保安官バーブが一回逃げたと思わせて後半カッコよく再登場したり、相棒の死を乗り越えるアグ、こちらも逃げたと思わせてからのチャーリーの勇敢な行動など、ドラマ部分もアツい展開が多くて楽しめました。
ラストもいい感じにハッピーエンドで終わrましたな。でも、チャーリー地球に残されちゃった…
個人的には前作よりも楽しめた続編でした。