ただのすず

夢の中へのただのすずのレビュー・感想・評価

夢の中へ(2005年製作の映画)
3.7
休むことも許されず、
笑うことは止められて、
いったい何を探しているのか?
冒頭から楽しすぎて一緒に歌ってしまった。

自分が探しているものが何なのか、
それが夢の中や妄想の中にしかなかったら最悪だ、
悲しくなる。
俺はこの夢をあがる、
といって現実を叫びながらみっともなく走り出すラスト。
やっぱり走ったなというラスト、大好き。

夢の中でさえ、人が直視したくない部分を突き付けてくる、
容赦しない感じが好き。俳優陣が最高。
夢うつつじゃない映画。