リアルタイム時は映画などには見向きもしないちんちくりんだったので、DVDで初めて鑑賞。
思春期の頃を思い出すと
現在よりも濃い時間を
早くなったり遅くなったりするネットリとした時間を過ごしていたような気がするんですが、
少女ともなれば尚更のことでしょう。
今も一貫した大林監督の一見現実離れした演出は、思春期だからこそ説得力を持つとおもうので
この作品との相性は抜群。
時代をタイムスリップしたような古めかしくうつくしい尾道の街並みとの相性もいうまでも無く。
そんな環境のなかで
当時15歳のキラキラの原田さんがおそらく訳も分からずに演技している、
のを30年後の視点から見ていることも時をかけるってことなんだろうなー。
カーテンコールの愛らしさ、最高です。