ハレンチ学園在学生

魔術師のハレンチ学園在学生のネタバレレビュー・内容・結末

魔術師(1958年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

科学対魔術という名のペテン。1850年代ならまだ降霊術は信じられていただろう。モノクロームの映像がスリラー的な怖さを醸し出すが深刻にならないのは全体的にユーモアの空気感が漂うからか。ラストに魔術師一座が、王家が見物したいという理由から助かるのもハリウッド的なハッピーエンディングでベルイマン作品としては珍しいのでは。マックス・フォン・シドーの魔術師の妻を、男装していたイングリット・チューリンが演じていたことに途中まで全く気づかなかった。