これは1958年のイングマール・ベルイマン監督作品だけど、日本では製作当時は劇場未公開で、1975年にやはり未公開だった『夜の儀式』『冬の光』と共に初公開されたものでした。
でも仙台では上映されず、私はその翌年に、東京・巣鴨の三百人劇場での3本立て上映で観たんじゃなかったかなと思う。
だけど、当時18才だった私には、ベルイマン作品は難解で一度観ただけでは分からず、朝から晩まで掛かって、3本とも繰り返し2回ずつ観たような覚えがありますね。
それでも、とても完全に理解できたとは思わないけど、本作は3本の中では比較的分かりやすい感じの作品だったかな。
でも、もしかしたら、今観ればもう少しは理解できるかも知れないので、機会があればベルイマン作品も、もう一度あらためて観てみたいところです。