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湯殿山麓呪い村のShinMakitaのレビュー・感想・評価

湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)
1.4
大学で民俗考古学を研究する講師・滝は、天明2年に弥勒寺で即身仏となった幽海上人のミイラを調べるため湯殿山麓の発掘を計画。実業家・淡路剛造にスポンサーになってほしいと依頼する。滝は剛造の娘・慶子の不倫相手であった。
しかし発掘直前、剛造が風呂場で殺害され、その義兄である弥勒寺僧侶・相良道海の元にも殺人予告が届けられた。予告状には、数十年前に剛造と道海、そして伏原という3人が湯殿山麓・大師村で犯した死体遺棄事件に対する怨嗟の言葉とミイラ化した手首が添えられていた…



「湯殿山麓呪い村」

「リング」以前から若干ホラーレーベル化していた角川映画の一編。監督は「人魚伝説」の池田敏春、脚本は荒井晴彦です。


ミイラがどうこうより、淡路家のグチャグチャぶりがおぞましいという話。伝奇ミステリかと思ったら、滝という男が堕ちるとこまで堕ちてゆくノワールだったというオチ。ホラー目当てで来た観客は、これ見せられてどう思ったのでしょうか。てか、あの遍路は誰? 幽海上人の幽霊⁈
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