くぅー

ラブリーボーンのくぅーのレビュー・感想・評価

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
3.4
my映画館2010#7> 壮大な指輪物語で巨匠になったピーター・ジャクソン監督ですが、今回はえらく難しい領域に挑戦したなぁと。

ストーリーテリングに関しては、思いの外、じっくり攻めて来てる・・・が、サスペンス濃度が高く、良くも悪くもの緊張感を引きずって見てしまう。
"中間の地"の描写は、あえて『ゴースト』的な手法は避けたんでしょうか・・・予告編から肩すかし感はありまさしたが。

で、映像に関しては、流石のこだわりぶりを披露し、随所に浮世離れしたカラフルな美しさを見せます・・・が、『奇蹟の輝き』をスクリーンで見た者としては、サプライズにはならず。

そして、クライマックスからラストは、好き嫌いか別れそうで・・・女性目線ゆえに戸惑ったが、描きたい事は頭で理解できつつも、やはり複雑な余韻になったのは確か。

そう、拙者の描いたクライマックスは、あの状況下では欲張って正義と願望の2つの行動を選択し・・・最後に、家族の前であのカップルが起きたコトを語らせて、とベタに頷かせに行きたいが、ダメかなぁ(笑)

なお、キャストでは、シアーシャ・ローナン・・・『つぐない』とはまた違った輝きを放ち、堂々の主演っぷり。
レイチェル・ワイズも難役をこなし、スーザン・サランドンが面白い味を出してます。