炭鉱と4兄弟姉妹の話観る
昭和28年佐賀県炭鉱舞台
在日コリアンの少女が書いた日記
を基に制作
原作ベストセラーだったそうです
少女末っ子で兄二人姉一人
父の葬儀から始まる、母亡くしてます
下二人男女は小学生で二番目のにい
ちゃんで「にあんちゃん」
貧しい暮らしも明るさ失わず前向きに
頑張る人達の話
育った環境違うので単純な比較出来ない
がこんな時代だからこそ見習うべきも
有るのかもなどと思う
絶対に負けないバイタリティ半端無い
広大な炭鉱でのロケはリアリズム感満載。
土地の高低さ活かした絵作り、多数の住人
たちが行き交うダイナミックな映画でも
有ります
監督今村昌平
らしくないし文部大臣賞獲るようなの
撮ったらイカンとの反省が後の毛色違う
傑作群に結びついたとすれば彼のキャリア
の中での転機かもしれません
個性的な面々登場しますが
北林谷栄、小沢昭一が出色
清楚な都会人で若~い吉行和子も良いです
にあんちゃんの決意で幕閉じるの悪くない