見る前からわかってたけどやはり地味な映画、なかなかこれ見ようと思う人もいないんじゃないかと思う。実際その通りの内容で、特にオススメすべき点もない。けれども終わってみてなんか良かったかな、無駄ではなったなと思える映画。西田敏行、大竹しのぶ、椎名桔平、寺島進、緒方直人、決してスター、華があるとは言えないけど味があります。「女は笑みを絶やさぬものよ」を体現した大竹しのぶが特に良かった。信長を演じる椎名桔平もはまっていてかっこ良かった。法隆寺を建てたのは聖徳太子、でも実際に建てたのは名もなき大工さん、みたいなネタが小学生の頃のテストであったけど、まさにそんな名もなき大工達の映画です。ただ、福田沙紀についてはちょっとマイナスか。なんか盛った現代娘みたいな感じでちょっと浮いてた。あと関係ないけどなんか松本梨香に似てるなと思った。水野美紀は存在自体がよくわからない、あのくだり必要だったの？
