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重力ピエロのbotanicsのレビュー・感想・評価

重力ピエロ(2009年製作の映画)
3.9
小日向さんの存在感はさすがだし子役含めて若手もみずみずしくてよかった。
ところどころ進行がまどろっこしいかな?と思えるところがあったが、いろいろ考えさせられるテーマ。ガンジーは好きな名言がいくつかあるが、この映画での使われ方もよい。
ひとつ気になったのは例の決断を父は一人で考えていて、母の意思が全然描かれていないこと。母はひたすら受け身な優しい存在であり続けていて男性目線の創作物だなあという感じ。原作は読んでないのでカットされているのかもしれないが。
オチがいわゆる日本の落とし前のつけかたじゃなかったことはナイス。
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