元特殊捜査員だったジャッキーがあるミッションをきっかけに記憶喪失になってしまう。
その裏には組織の陰謀があり、記憶を失いながらも生き残ったジャッキーを口封じのために殺そうとする。
ジャッキーは記憶を取り戻すため、自分が記憶を失った真実を確かめるため、たたかいます。
ジャッキー・チェン監督・脚本・アクション指導・主題歌による、任務中に記憶喪失になってしまった特殊工作員の奮闘を描くアクション。
この映画は、序盤の舞台はアフリカ、終盤の舞台はオランダのアムステルダムと、非常に広大な世界観の映画です。
ジャッキー映画のなかではなかなかシリアスなほうで、コメディ要素はあんまりない。
この映画は見せ場がたくさんあり、随所随所にジャッキーアクションは健在だし、すっきりとジャッキーの大好きな自分には見入ることが出来た。
そして後半の1対2のアクションシーンとビルを駆け下りるシーンはさすがジャッキーというところです。
特に後半のアクションシーンで、足技の達人(テコンドーかな)と手技の達人が交互に襲ってくるという贅沢な構成。
ただ、若干ストーリーのラストでちょっと手を抜いてしまったかなと感じてしまいます。
というか落としどころがわからないという感じ。
あと、ヒロインの影が薄く、キャストもあまり好みではなかった。