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水戸黄門海を渡るのmitakosamaのレビュー・感想・評価

水戸黄門海を渡る(1961年製作の映画)
3.3
スカパーにて初鑑賞。大映版・長谷川一夫先生による水戸黄門。助さん角さんを雷蔵・勝新が演じると云う豪華版だ!

黄門様御一行が蝦夷(北海道)に渡りアイヌの反乱を抑えるという内容。
原作と脚本に月光仮面の川内康範とあるが…脚本はともかく原作者では無いだろうよ!
まぁでも、アイヌと云う倭人に攻め込まれた民というモチーフはいかにも川内康範らしいな。

で、このアイヌ側のリーダーも長谷川一夫による二役。黄門様が飄々とした好々爺なので、このアイヌ人の方が長谷川一夫らしい演技してる。長谷川先生に老け役のみを演らせる訳にはいかなかったからかもね。

松前藩の藩主に竜巻さんこと林成年。
藩の家老とアイヌのサブリーダーが結託して悪事を働くのを、黄門様の活躍で未然に防ぐ。

オーラスで印籠を出し「ひかえおろ〜」ってのは東野英治郎からなので、ぶっちゃけ今回の黄門様は割と早めに正体がバレちゃう。やっぱり今の目線でみるとアッサリしちゃうよね。

うっかり八兵衛的なポジションで“ひょっとこの金次”なる岡っ引きのキャラクターが出てきたり、行方不明になっていた雷蔵助けさんがバレバレの虚無僧になって暗躍したり、見どころ満載だゾ!