水戸黄門海を渡るの作品情報・感想・評価

「水戸黄門海を渡る」に投稿された感想・評価

助さん 格さん 蝦夷地を救ってくれてありがとう😉👍🎶 それにしても、何て豪華な水戸黄門なんでしょう✨ご老公と いい 助&格コンビと言い素晴らし過ぎるっしょ!!

北海道命名 150年なので 記念しての観賞なので、スコアMAXです。
アイヌ民族を演じる野添ひとみがギャルメイクのようで可愛い(+2.0)。勝新、雷蔵ともにほとんど見せ場なし。善悪二役で無駄に張り切る長谷川一夫に振り回されているだけの駄作。
映画の水戸黄門と言えば東映の月形龍之介のイメージだけど、大映でも撮ってたのね
水戸黄門に長谷川一夫、助さん格さんに雷蔵、勝新となかなか豪華
ただ豪華なのはここまでで、特に悪役が弱い
東映時代劇と比べるとやはりここが決定的、層が薄いんだよねー
主演長谷川一夫は二役してるので出番の多い特別扱い、雷蔵は弥七的な隠密活動に追いやられて出番少ない
野添ひとみが大映京都出てるのは意外でレアかも、アイドル的なかわいさです

内容は正直やっつけ、ご都合的な感じ
しかもタイトルの海を渡るにあるように舞台が蝦夷地、いやな予感はしていたが、トンデモ映画に近い
終いには「これからはアイヌもシャモもない、皆日本人じゃ」で、松前もアイヌも和解してみんなで踊ってのラストって、、、
いやいやいや!違うでしょ!そうはならないでしょと
これ今だったらやばいだろうなっていうギリギリ感、いや超えてるか
これだけじゃなく、劇中のアイヌの描写は正直アイヌ団体とかに抗議受けるの必至
もちろん細かいこと言うのは野暮なのかもしれないけど、それも楽しみの一つとして見るべきなのかも
BS民放で放送したものを録画して鑑賞最後まで鑑賞できなかった
YosinoLee

YosinoLeeの感想・評価

2.3
大映作品。黄門様が長谷川一夫、助さんが市川雷蔵、格さんが勝新太郎と豪華な布陣。しかし、雷蔵助さんが映画開始後20分程度で行方不明に。代わりコメディアン佐々十郎が助さん代行となる。そして時折現れる謎の虚無僧、深編笠を取るとなんと雷蔵助さん。この間1時間程、雷蔵は顔出し無し。どうやらスケジュールの都合が付かなかったための苦肉の策だったらしい。更に敵役アイヌ大酋長シャグシャインを長谷川一夫を兼役しているからややこしい事この上無い。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.3
スカパーにて初鑑賞。大映版・長谷川一夫先生による水戸黄門。助さん角さんを雷蔵・勝新が演じると云う豪華版だ!

黄門様御一行が蝦夷(北海道)に渡りアイヌの反乱を抑えるという内容。
原作と脚本に月光仮面の川内康範とあるが…脚本はともかく原作者では無いだろうよ!
まぁでも、アイヌと云う倭人に攻め込まれた民というモチーフはいかにも川内康範らしいな。

で、このアイヌ側のリーダーも長谷川一夫による二役。黄門様が飄々とした好々爺なので、このアイヌ人の方が長谷川一夫らしい演技してる。長谷川先生に老け役のみを演らせる訳にはいかなかったからかもね。

松前藩の藩主に竜巻さんこと林成年。
藩の家老とアイヌのサブリーダーが結託して悪事を働くのを、黄門様の活躍で未然に防ぐ。

オーラスで印籠を出し「ひかえおろ〜」ってのは東野英治郎からなので、ぶっちゃけ今回の黄門様は割と早めに正体がバレちゃう。やっぱり今の目線でみるとアッサリしちゃうよね。

うっかり八兵衛的なポジションで“ひょっとこの金次”なる岡っ引きのキャラクターが出てきたり、行方不明になっていた雷蔵助けさんがバレバレの虚無僧になって暗躍したり、見どころ満載だゾ!
Kumonohate

Kumonohateの感想・評価

3.7
1910年の尾上松之助版を皮切りに、全部で30本近く作られた映画の「水戸黄門」。本作は、大映版としては3作目にあたり、大河内傳次郎、二代目中村鴈治郎に続いて、長谷川一夫が黄門様を演じている。歴代水戸黄門俳優の中で最多登板を誇る東映の月形龍之介版の最終作「水戸黄門 助さん格さん大暴れ」と同年同月(1961年7月)に封切られているようで、東映版が「助さん=松方弘樹」「格さん=北大路欣也」であるのに対し、こちらは「助さん=市川雷蔵」「格さん=勝新太郎」という豪華版。ガチの真っ向勝負は、果たしてどちらに軍配が上がったのだろうか。

内容的には、原作と脚本に川内康範が名を連ねているだけあって、「水戸黄門」としては一癖も二癖もある変化球。舞台は蝦夷、実際にあったアイヌ民族の一斉蜂起を率いた大首長シャクシャインが登場する。そのシャクシャインが、松前藩に対して攻撃を仕掛けようとするのを水戸黄門が食い止めるというストーリーは全くのフィクションだが、民族の対立と融和という “らしからぬ” テーマを持った異色作となっている。しかも、相手が徳川家を頂点とするヒエラルキーの外にいる異民族なだけに、天下の副将軍としての威光など通用しない。だから当然、「控え控え!頭が高い!ここにおわすをどなたと心得るか⋯」の印篭シーンも無い。水戸黄門なのに反権威反権力という、異色作を通り越した問題作かもしれない。

ただ、物語の序盤で助さんが行方不明になり、中盤、深編み笠で顔を隠した虚無僧姿で再登場するも明らかに演じているのは別人(声が全然違う!)で、終盤になってようやく雷蔵本人が復帰して顔を見せての大活躍!という、役者のスケジュール事情がバレバレ、みたいな詰めの甘さが散見される。格さんとアイヌの娘(野添ひとみ)との恋バナも中途半端だし、アイヌとの約束を心ならずも破ってしまった黄門様の心の決着も何だか曖昧である。

そして、そうした詰めの甘さの最たるモノが、「アイヌと和人との共存共栄」というハッピーエンドを謳っておきながら、明らかにアイヌが従属しているようにしか見えない結末である⋯⋯⋯と思ったが、もしかしたら、それこそ川内康範の真骨頂かもしれない。確かに史実では、シャクシャインは松前藩に敗れて謀殺され、その後、和人によるアイヌ支配が強まっている。ということは、本作の詰めが甘いかに見える結末は、実は川内康範による故意で、そこには痛烈な皮肉や批判が込められているのかもしれない。う〜ん、やはり大問題作であったか。