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エクソシスト3のtransfilmのレビュー・感想・評価

エクソシスト3(1990年製作の映画)
3.8
洋画ホラーの名作「エクソシスト」の正統的続編。つい最近まで、この映画はレンタルショップにはおいてないし、DVDは廃版で売りに出されているのはプレミアがついてかなり高額。観たくても観れない幻の作品でした。
今月BD版が発売されてました!(プレミア価格で買わなくてよかった!)

この「エクソシスト3」はジョン・ブアマン監督の「エクソシスト2」の出来栄えに原作者が激怒し、それで原作者自ら監督を務めて続編をとることになったという経緯があるそうです。

観ていて、どうやら演出を入れるのがあまり好きではないんだろうなと感じました。中盤までかなり落ち着いていて、観るひとによっては眠気を誘うような展開だと思う。
精神病院の隔離棟での対話シーンになってからようやく
こうでなければエクソシストじゃない!という展開になってくれました。このシーン以降は好きです。

映像自体は冒頭からなかなか好きです。
ただ、演出面では、あんまり映画を作ることには慣れてなさそうだな思いました。元々映画監督が本職ではない原作者が監督したという前知識もあってか余計そうみえたのかもしれないけど。

あのエクソシストの続編!という感じで観ればきっと物足りない映画だと思うけど、
ディズニーがよく作る大ヒットした映画の番外編みたいに、
この映画もエクソシストの番外編と思ってみれば、納得いく作品だと思います。(僕はそれくらいの期待度で観てました。)

この映画、再発売されることは永久にないんじゃないかなと思ってたので、アマゾンでみつけたときはかなり嬉しかったです。ちなみに、「バーニング」も最近再発売されたときいたので非常に観たいです!
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