むぅば

椿三十郎のむぅばのレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
4.0
やっぱりかっこいい三船敏郎

悪い奴から主を助けるために立ち上がった9人の侍に力を貸す三十郎。
彼の知恵と腕っ節により、主人を無事助けることができるのか……といった内容。

前作の用心棒にも出演していましたが、より魅力ある敵役になった仲代達矢も同じくかっこいい。

田中邦衛は昔から田中邦衛ですね(何言ってんだ自分)

加山雄三には気づきませんでした。いやあ若い若い。

割と心理戦メインというか、策略がものをいうといった内容でした。
三十郎はあんな風貌の割になかなかの切れ物で、敵との頭脳戦がすごく素敵だなと思いました✨

そして、ここぞというところで魅せる殺陣。
刀を切りつける際、今のように「ドゥギシ!」というような効果音がないにもかかわらず、爽快感をすごく感じることができて、監督と役者の手腕を存分に堪能できました。すごいです。

ラストの仲代達矢との一騎討ちはすごく緊張しました笑

そんなに長い時間ではありませんでしたが、その数秒間にとてつもない緊迫感を含んでいて、やはり感動を覚えました。

そしてやっぱり適当に名乗る三十郎。前回は桑畑でしたが、今回は椿。

適当につけたくせにかっこいいのがなんとも言えない笑
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