これを何故観ようと思ったか今となっては全く思い出せないのですが何かのドキュメンタリーとかで今作を知ったかリタ・ヘイワースって超有名だけどよく知らないし作品も観たことなかった様な気がしたから観たのか。今ちょっと思い出したのが「ギルダ」の事を何かで見て観てみたいと思ったけど配信では見つからなくて当時観れる作品がこれだったから、という理由だったかも知れません。
ちょっと思い出してみると中々な作品でしたね。観た時はそこまで良い作品とは感じなかったのですが内容を考えてみると当時にしてはすごい野望的な作品というかかなりスキャンダラスな作品と捉えられたのではと思います。これも又映画館で観たら全然違うとは思いますが小さなスクリーンで観た場合だと白黒映画の映像美でいうとフェリーニ作品の方が勝っていたとは思いますがミステリーやサスペンス要素でいうと申し分ない作品だったかなと思います。「Mank/マンク」を観た時に「市民ケーン」を観直してみたのですが以前映画館で観た際の様な感動がなくてそれと比べると今作の方が勝っていたかも、と思いました。昔の映画は結構、その時の自分の状態によって刺さったり刺さらなかったりするのですが今作はそれでいうとまあまあという感じでした。
