久しぶりに近所のTSUTAYAに行ったら閉店のお知らせ。
昨年だけでも70店舗はクローズしその後も都内の品揃え豊富な事で有名な店舗含めてスクラップが相次いでいるようだ。
そこで借りた「今宵、フィッツジェラルド劇場で」は長年続いた公開ラジオショーの最終回を描いた作品。
一緒に借りた本作は、時代遅れのVHSレンタル屋のお話。
偶然とは言え一抹の寂寥感から逃れられない。
時代の移り変わりに抗い、ハンドメイドで立ち向かう。
東海岸独特のウィットに富んだアイディアの宝庫に、微笑みが止まらないのだが、いちいち感情を刺激される。
そして遂に訪れる避けられないお別れ。
あるジャズマンの伝説を絡めて、
古い時代の歴史を偲び、
歴史の変遷を受け入れ、
新しい歴史を作ろう、
前向きなメッセージを込めてエンディングに向かう。
驚く程にノーブルな表情や言葉や気遣いや行動。
こんなに気持ちよく感動させてくれる作品も珍しいし嬉しくなった。
〜〜
オープニングとエンディングの造りも見事で。
思わず続けて吹き替えで2回目再生。
意外に邦題が良いとこ突いてる!
ニューシネマパラダイス(^^)
追記
他の方のレビューを読んだところ、京都のみなみ会館で三月末の閉館間際に上映があったとの事。
なんとも心憎い(^^;;