Yukiko

サウンド・オブ・ミュージックのYukikoのレビュー・感想・評価

5.0
2021年2月18日
『サウンド・オブ・ミュージック』  1964年制作
製作、20世紀フォックス
監督、ロバート・ワイズ。
『ウエスト・サイド物語』の監督さんだ。

1930年代。オーストリアのザルツブルグ。
修道女見習いのマリア(ジュリー・アンドリュース)は、
トラップ邸に行って家庭教師をするように修道院長から
勧められる。
トラップ大佐(クリストファー・プラマー)は退役軍人で、
数年前に妻を亡くし、7人の子どもたちを軍隊のように
厳しくしつけていた。



第38回アカデミー賞最優秀作品賞受賞。


映画の冒頭がいいですねぇ~♪
山々に囲まれた草原で歌うマリア。
  →「サウンド・オブ・ミュージック」

遅刻の言い訳がユニーク(´∀`*)
   高原が私を呼んでいたので
   空は青く緑がむせかえるようでした
   山が誘うままに 私は登りました
   空を目指すように
   山はいつも私を導いてくれます
   

さだまさしさんの「空になる」の歌を思い出す。


お休みの歌を歌う子供たち、特に一番下の幼い子が
唄う時はかわいい(^^♪
  →「さようなら、ごきげんよう」

エルザ役のエリノア・パーカーさん、大人の女性を
演じていて綺麗だった。
いつもお酒を飲んでいる役なのねぇ。

「エーデルワイス」の歌が好き。
しみじみするよね。

修道女の一人にマーニ・ニクソンさんが出演している。
ナタリー・ウッドさんやオードリー・ヘップバーンさんの歌を
吹替した方で、ゴースト・シンガーと言われていた。
ファンの方々の声がスタジオに届き、初めて映画出演となり、
ご本人の姿と声で修道女の役で歌っている。

また、マリアご本人が娘と孫と共に3人で通行人役として
出演しているとのこと。
民族衣装を着た3人が、ジュリー・アンドリュースさんの
遠く後ろで左から右に通って行くとのことで、その場面
食い入るように探した。
修道院からトラップ邸に「自信を持って」を歌いながら
行く場面。
遠目過ぎて、マリアさん達3人のお顔は分からない。


何度観ても、いい映画です。
飽きない映画ですね。

クリストファー・プラマーさんがトラップ大佐だったのね。
今年の2月5日にお亡くなりなさったばかり。
新聞にも記事が掲載されていた。

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<映画の中のいい場面(^^♪>
隠れても問題は解決しません
立ち向かうの  自分の道を探すのです


  ♪すべての山を登り  高き低きを訪ね
   すべての脇道  小道を辿ってみなさい

   すべての山を登り  流れを渡り
   虹を追って  夢を見つけなさい

   あなたの愛を  託せる夢を
   あなたの人生を  託せる夢を

   すべての山を登り  流れを渡り
   虹を追って  夢を見つけなさい♪

修道院長が歌う「すべての山に登れ」から
Yukiko

Yukiko