人の心に寄り添う眼差し。そしてチャーミングなユーモア。ロビンウィリアムズが適役すぎて胸熱。本当に唯一無二の役者。
学会での審議の最中のパッチのセリフの中で
「死は敵ではありません。病気と戦う場での一番の敵は“無関心”です」
「死を遠ざけるのではなく、生を高めるのが医者の務め」
と言う言葉が心に響いた。
ERのような緊迫した医療現場においては、ユーモアは通用しないし、一人一人の心に寄り添うことよりも、データを正しく読み取ったり、瞬時の判断が最優先、医師としての腕が最重要なのは間違いない。
でも末期の患者さんや、長期入院の患者さんには、誰かに寄り添ってもらい、温かい気持ちになること、安心すること。笑うこと。生きることの素晴らしさを思い出すことも大事。
両方を持ち合わせているお医者さんが真の名医なんだろうな。
そして、
苦しんでいる人へ関心を持ち、寄り添うこと。
死を恐れるのではなく、生きている今を高め合うこと。
それは自分にもできること。
忘れずにいようと思った。