ゆき

あるスキャンダルの覚え書きのゆきのレビュー・感想・評価

3.7
賢い助言者

正気はどっちだ?
友達の果てはどこに行きつくのだろう。共犯者の欲望が走り出した時から鳥肌ものだった。
教職者だって人間だ。理性のハードルは少しだけ高いけれど。
孤独の穴埋めって永遠に続くんだろう。
「私がいるじゃない」そう言い切るバーバラ。
誰かの「私」になりたくて、私の「誰か」と求めてる。
心地よい緊張感が流れる時間は、もっと誠実な形で得たいものだ。
実際の事件のニュースを読んでからの鑑賞。

***
ベテラン教師が目撃した新人教師と生徒の秘密の時間。弱味を握った彼女は、自分の孤独を新人教師に埋めてもらおうと画策する。
ゆき

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