高校の国語の先生でお世話になったおばちゃん先生(当時還暦手前くらい)がたまに映画を勧めてくれていたのだが、その中の一本。なんでこんなの勧めたんだろうと改めて思った。ナチスが台頭してきた時代を舞台に、政治的発想を踏まえて戦略を決めなければならない大財閥の話。ドロドロドロドロ。ヴィスコンティの中ではわかりやすい方なんじゃない??誰が何したいか割とわかりやすいし、どういう目的かということも割とわかる。あいつの豹変ぶりがすごいね。ふつふつ溜まってたんだろうねえ。あんなおとなしそうだったのに。性的なモラルもガンガン破ってくる。なぜそんなものを高校教師は俺に勧めてきたのだろうか。ナチスってほんと容赦ないな。ひどいな。全編英語なのは気になる。