ナチスとクルップ製鉄所の関係をヒントに、現代の「マクベス」(トーマス・マン『ブッデンブローク家の人々』も)として描かれた傑作。
ヘルムート・バーガーや「長いナイフの夜」に見る退廃美、数々の思惑と陰謀…
映画全体が危険で、官能的な雰囲気を帯びている。ナチを利用して権力を得ようとするもの、ナチに属することで己の欲求をみたそうとするもの、それぞれの欲望が絡み合ったときの悲劇。
マルティンは母の愛が欲し…
ストーリーは複雑ではないが本作を理解する為には幾つかのポイントがあり鑑賞前に準備しておかないと置いていかれる…
受動的に映画を鑑賞している人には向かない作品と言える。
まずプロイセン貴族で製鉄王の…
登場人物の関係性が複雑、かつ全体を通して説明不足が目立つ映画で、中盤過ぎるまで十分シナリオが把握できなかった。そのせいで謎にしなくていい部分が謎になってるケースが多いイメージ。。
名作だとは思うけ…
ナチスが台頭してきた1933年。
ドイツ製鉄王エッセンベック家の内紛とナチス内の内紛を並行して描写。
権力にしがみつく恐ろしいまでの権力欲に呆気。
親兄弟でも権力手に入れるためなら厭わずだし、マルテ…
ナチスの台頭とともに、ある財閥一族がゆっくりと腐敗していく。その過程をここまで豪華で退廃的に描けるのはヴィスコンティだけだと思う。物語は家族の権力争いの形を取っているが、実際には一つの社会階級そのも…
>>続きを読む25年くらい前、NHKの衛星放送でやってたのを、録画して鑑賞。たしか、いつものように、近所のレンタルビデオ店で借りたのではなかったように記憶しているが、その辺は、ちょっと、記憶があいまい。
後期ヴィ…
実在のクルップ製鉄財団のナチスへの協力と相続人の醜態をモチーフにしているらしい。ナチスが政権を掌握した年のお話、欲望、権力闘争、近親相姦、殺人をヴィスコンティが冷淡な視線で描いている。人間のドロドロ…
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