くわまんG

リアル・スティールのくわまんGのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
3.5
あぁ~いいですねぇ!何がいいって、いい加減なところが!

近未来、格闘技よりも暴力的なものをという大衆のニーズに答えたのがロボット格闘技。WRB(世界ロボボクシング連盟)が立ち上げられ、選りすぐりの精鋭喧嘩ロボが頂点を争う!王として君臨するは無敵ロボ、ゼウス!(ゼウスて…)

一方絵に描いたようなろくでなしの借金地獄野郎ヒュー・ジャックマン。元ボクサーで現ロボボクシングトレーナー。小金のために、亡き元妻との間にもうけた息子も利用しようとするが…

近年の媚びたアホCG映画とは一線を画する楽しい作品でした!ロボがペラペラ喋らないのがまたいい!しかしどうしてもロッキーと比べてしまう。。もう少し泥臭さが欲しかったのと、音楽がなぁ…雄々しくあってほしかった。。

ちなみにアメリカではBattle Botsというロボバトルが既に行われていて、結構盛況なんだとか。手足のあるロボットではないですが、本作が霞むほどの血生臭いアメリカンな壊し合いで魅せてくれます。野蛮過ぎて笑えたり笑えなかったりします。