なぜスタローンが、心の痛みに精通しているかよく分かるドキュメンタリー。
いつも観客の“見過ごされてきた不満”に寄り添ってくれた、ロッキーとランボー。この二作を観ていれば、どんな人生のどん底も乗り越えられる。なぜならそこには、「出来ることを頑張ってたら必ず報われる」を体現し続けるひとの、実体験に基づいた人生哲学が詰まっているから。
スタローンは、人生に希望があると言い切れる根拠を、希望を見失った俺達に説明するのが上手い。拒否され続けて打ちひしがれた俺達に、「一緒にやろう。」と手を差し伸べて背中を押す、やり方が上手い。だから負け犬が顔を上げる。何度救われたことか。
とりあえずさっきジョギングしてきた。俺にはジョギングは合ってないようだけど、これからも長所をよく見極めて、伸ばし続けよう。フィラデルフィア美術館前を目指して、one step, one punchでkeep punchin'していこう。
〜以下備忘録〜
失敗することなんて考えてなかった。普通じゃない俺たちに居場所はあると、強く信じていたからだ。
自分を磨き上げ不安を取り除くんだ。すると失敗の脅威に無関心になる。なぜなら知っているからだ、真の成功でなくても努力し続けることが正しいと。そのほとんどが汚いし辛いが、たどり着く先に価値があると。たどり着かなくても、何もしないよりましだ。
安心して眠るためには、隣に家族がいることが重要なんだ。
彼の全盛期はこの時代、と言われたくないんだ。