あらすじ：どれだけ国民に憎まれても、国民を守り抜け。それが公安だ。
爆破テロ発生！犯人は毛利小五郎！？…というお話。
わりと複雑なクライムサスペンスで、相棒シリーズを彷彿とさせる脚本。子供にはちと難しそうだけどオッサンは大満足。ドラマも迫真だった。
特に出色だったのはクライマックス後のやりとり。「思い上がるな！」と吐き捨てられ、その有り様を問われ動揺したかに見えた二人が、高次な使命のため、感情と思考を切り分けて不動心を保ったシーン。
そして、またもアクシズ落としに直面するアムロ。RX-78ならぬRX-7とファンネル（コナン君）が火を吹く、ミッションインポッシブル✕CCAなとんでもアクションに爆笑した。
演出は重過ぎも軽過ぎもせず、脚本は適度に練られており、お約束のやりとりで盛り上がる。老若男女が楽しめる、日本が誇る上質な娯楽映画だと思った。
