ナチスのユダヤ人迫害をテーマにした作品の中でも有名な一作。最初から最後まで張り詰めた重苦しい作品を予感していた。
視聴してみると最初はコメディタッチで困惑。これは本当にナチズムの話なのかと何度もタイトルを確認。しかし作品を間違えたなんてこともなく。
話が転の段階になっても主人公の道化のような態度は相変わらず。だから安心してみることができる
?
いや
そんなわけない。
喜劇的だが悲劇だ。
悲劇が喜劇に見えているだけなのだ。
こういった作品を風化させてはならない。全体主義を許してはならない。ゲームのチャンピオンが産まれるところには、ゲームを仕組んだだれかがいるのだ。