ねぎとろ

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者のねぎとろのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ハガレン原作読破記念でシャンバラ見てみた。
旧アニメ最後まで見ずに見てしまったので、要所要所で???って感じやったけど、何かを諦めてしまったけど、現実を受け止めきれずで少し大人びてしまったエドにすごく魅力を感じた。
ノーアより小栗アルフォンスとの関係をもっと描いて欲しかったなあと思った。小栗アルフォンスにもっと執着?っていうかアルを重ねてほしかった(これは私の癖)。
現実世界のドイツとアメストリスのパラレルワールドも非常に良かった。
ドイツは色が褪せてて、アメストリスは色鮮やかなのも良かった。
原作だと、エドは何としてでもアルとウインリィのところへ帰る!って感じやったのが、シャンバラではそうでもないのが違和感。エドにとってウインリィってどんな存在やったのか?
この映画のエドはアル一筋、アルがいれば何もいらない感が少々気持ち悪かった。
俺たちはここ生きていく、で終わったのが複雑。
アルの体を取り戻して、ウインリィの元へ絶対帰るのが原作のエド。
でもこの映画はそれを望まずに、アルと異世界で生きていくっていう結末はある意味旧アニメのパラレルハガレンの結末でそれはそれで良かったのではとも思う。
あの時代のドイツの知識が皆無なので、知ってたらもっと面白かったのにー!と自分の無知さに残念。
もう一度見たいと思う映画やった。
これはこれで好き。
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