ナダ（ロディ・パイパー）はコロラド州のデンバーから仕事を求めロサンゼルスにやってきた。寝床のないナダはホームレスたちが集うキャンプ場で寝泊りをする。ナダはその近くの教会であるサングラスを見つける。
サングラスを通してみたら宇宙人に化けている人間がわかる。実はこの世界は宇宙人たちが支配していてテレビや雑誌を通して地球人は洗脳されていたのだ、というとんでも設定。支配する層が宇宙人じゃなくても、一部の特権階級、金持ちや上級国民にあてはめることもできる。ひたすら消費を促すような広告、物質主義、行き過ぎた資本主義への皮肉、批判がいい。
「おかしな奴らがいる、よし全員ぶっ殺そう」というスタイルがバカバカしくて好き。友好的な宇宙人も中にはいただろうに。
【豆知識】
ナダとフランク（キース・デイヴィッド）の喧嘩シーンがやたらと長い。主演のロディ・パイパーがプロレスラーなのでサービスで長くしているとのこと。
BS12
