実話モノ。
R・デュバルやら、J・リスゴー
と脇役も気になり、、、
トラボルタ、ほんと何やらせても、ソツがないなあー。
初めて彼の作品観たのは、
サタデーナイト・フィーバー。
あん時は、踊る人が、たまたま主演張っただけだと思って、
その後こんなに息の長い俳優になるとは、思わなかった。
本作では、知的な心理戦と、
様々な板挟みに会う苦悩を披露。自然に役に馴染んでた。
実話の割には、原告対被告との間にあったであろう細かい描写が、モノ足りない。
映画の時間内で収まりきれなかったのだろう。
掘り下げが浅かった。
ただ、ストーリーの中での個々の人物像は、ないがしろになってはいないので、この事件の重たさは、伝わった。
トラボルタ演じる弁護士事務所が、証拠集めの為、
スタッフ達に個人の財産まで負担させていたなんて、尋常ではない。
そこまでしても、原告からは、
労いの言葉はおろか、だから何?と言われる。
現実とは、こういうもなのだろう。
R・デュバルの、のらりくらりを
装うタヌキっぷりが、合間合間で、深みを与えてくれた。