カンパッチー

ぼくの美しい人だからのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ぼくの美しい人だから(1990年製作の映画)
3.9
スーザン大好きだけどなんとなくパッケージからえっちぃイメージがあって手に取ることが出来なかった若かりし頃、そんな自分が恥ずかしい!今観たって映像は古臭いけども良いラブロマンスは時代を超えて良いもんでした。

一夜の過ちで終わるつもりが、2人の付き合いは続き、愛に変わっていく、歳の差や貧富の差があるからこそ相手の世話になりたくないというプライドや彼に捨てられたらという不安、この先2人はどうなるんだろうととても惹き込まれてしまいました。

一夜の過ちのときのスーザンの脱ぎっぷりも見事でした、本当にスーザンほどタバコが似合う女優さんも居ないですね、立ち振る舞いも本当にカッコよかった。

最後のシーンは何回も巻き戻しました。
「人は一夜では変わらないわ」
『でも人生の新しい発見もある
その発見が遅すぎないように願ってる
かわいい若い子なんていらない
もう決めた子がいるから
欲しいのは君だけだ!
愛してるんだ、ノーラ』
年齢差は問題じゃなく心の問題だったんだろうな、歳をとった今でも2人は仲良く暮らしているのかもしれない、そんな気持ちにさせてくれる映画でした。