エリ

プラダを着た悪魔のエリのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
主人公が煌びやかになっていくシーンでは、いろんなパターンのアン・ハサウェイを見て楽しめて、文句ナシに可愛かった。

ブランド品の威厳ある美しさ、それを纏うアン・ハサウェイの美しさ、互いを引き立てる何の違和感も無い「ピッタリ感」に何故だかウルッときてしまった...(`;ω;´)

ブランド服に合った濃いめのメイク、ヘアアレンジ、脚元全ての相性が効果的で完璧。
濃いメイクを「濃いな〜」ではなく「美しい!」と思えるのは、トータルバランスあってこそなのでしょうな。
...と、しみじみしてしまった。

しかし、序盤では「冴えないし太め!プークスクスww」と言われているアン・ハサウェイ...
そりゃ後半のブランドオンパレードと比べたらモッサリしているのかもしれないけど、元々の美しさ故に「そ、そう?(^_^;)」としか思えなかったヨ!

全体的には好きだけど、全身ブランドまみれになっていく過程がざっくりしすぎて
「買ってるの?借りてるの?どちらにせよそんなにうまくいくの??笑」と、その他にも引っかかる点が幾つかあったり(^_^;)
凡人故の疑問かな...(;´・ω・)笑

世の中のどこかではこんな人間関係や世界があり、そこには苦悩するバリバリなキャリアウーマンが居て、この先も経験することはなかろうそんな「とある社会」の内部を垣間見れるお話でした。
映画観終わってから、プラダを着た「小悪魔」じゃなくて「悪魔」だったことに気づいて笑ってしまった 笑
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