ゆう

プラダを着た悪魔のゆうのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.2
金ローにて再鑑賞
昔見た時はまだ小学生の頃で、キラキラした世界があるんだなぁ。くらいにしか覚えてなかったんですが、働いている今観てみると、昔抱いていた印象と全然違った。

アンディが自分らしさを見つける物語だった。
メリル・ストリープ演じるミランダも嫌なところもあるけど、プロ意識を持ち尊敬できる部分もある。
子どもの為に部下を奔走させるのは流石にありえないけど笑

アンディがミランダのやり方に疑問を持ち、自分でミランダから離れることを決断できたからこそ、自分らしさを取り戻し、夢に向かって生き生きと歩みだした。

ランウェイで働いた事は辛い経験もあっただろうが、彼女を成長させてくれた場所であることは間違いない。

ミランダもそんな彼女の姿を見て認めたのだろう。

働くって人を成長させてくれる。

~余談~
会社に入って1年目の時、一緒に働いた女性の先輩はかなり厳しい人だった。
厳しさに辞めていった人も居たと聞いた。落ち込んだり、辞めたいと思った時も何度もあったけど、負けじと必死に食らいついた。仕事もでき、お客様からの信頼も絶大な先輩の仕事ぶりは尊敬でき、学べる部分はしっかり学んだ。
厳しい事を言われた日には周りの先輩や同僚は、私に同情して優しい言葉をかけてくれたけど、ナイジェルみたいに自分の駄目な部分を見てはっきり言ってくれる先輩は、とてもありがたかった。
私は1年で異動になってしまったが、先輩からの教えは今も自分の糧になっている。
次の場所で働いていた時に、上司から先輩があなたの事を褒めていたと聞いて、泣きそうになった。

5年経った今も部署は違うが、先輩とは良い関係を築けている。

アンディのように後悔しない生き方をしたい。
ゆう

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