きりん

ドラえもん のび太と鉄人兵団のきりんのレビュー・感想・評価

4.0
映画ドラえもん第7作『のび太と鉄人兵団』
のび太が北極で拾った部品を組み立てて作った巨大ロボットは地球侵略のために惑星メカトピアから送られてきたものと分かり、それを操って鉄人兵団と戦う話🤖🔧

今度の舞台はお座敷つりぼりを利用した鏡面世界。全てが鏡のように反転したのび太達が暮らす街そのものだが人は全く住んでいない世界。
今回は出木杉も登場しなければしずかちゃんの入浴シーンもないよ🤣

敵の司令塔である女性型ロボ リルルが負傷してしずかちゃんが看病することで人間の心を悟らすシーンは感動😭さらに現状を打破するためにタイムマシンに乗って3万年前まで遡り元凶となったロボットであるアムとイムに思いやりの心を注入する。ここでの注目は親殺しのパラドックス❗過去を変えることでリルルの存在が消えてしまうのだ。ロボットであるリルルが天使となる別れは今までで一番涙を誘う😭
完全にしずかちゃん回です✨✨

そもそも地球侵略は人間を奴隷とするため。ロボットの世界でも格差社会が起こり貧富の差が生まれている。そこで注目されたのが人間という訳だ。今でも繰り返しテーマとなる格差社会、奴隷、戦争、愛が詰まった本作は今までで一番良かったo̖⸜((̵̵́ ̆͒͟˚̩̭ ̆͒)̵̵̀)⸝o̗

いや~ドラえもんって深いね✨

なお、巨大ロボットは原作者藤子・F・不二雄が語るに劇場版としては最も強い敵とされているそうな。
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