『カッコーの巣の上で』(1975)で鬼畜のような看護師長を演じて見事オスカーに輝いたルイーズ・フレッチャーはその後の出演作品に恵まれずに終わりそうな不運な女優です。
2003年にアメリカ映画協会(AFI)という所が出している「アメリカ映画悪役ベスト50」というどうでもよいランキングがあって、その中でDr.レクターなど数々の悪役に混じり堂々の5位にランクインした同作品の憎々しい看護師がなんと言っても印象的ですが、本作もいやらしい小学校の先生を演らされて？います。
ガマカエルを生で飲み込んだり大きなガマガエル星人に逆に飲み込まれたりして踏んだり蹴ったりの役。何故オファーを断らなかったのか？お金に困っていたのか？悪い奴らに騙されたのか？こんな事演らされるのは女優として結構な覚悟が要ると思うのですが...
火星人の地球侵略に対してローカルに戦う市民と軍隊という古典的で愛らしい？SF作品。
女性教師役のルイーズがインベーダーに乗っ取られ、その学校の男子生徒が保健の先生(カレン・ブラック)と一緒に逃げながら戦うというストーリー。
ルイーズを贔屓にする私としては彼女とカレンと役をチェンジして欲しかった。カレンが彼女の大きな口でカエルを生で飲み込む画もアリではないか？ルイーズよりも似合っているのではないか？と思いました。
