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アタック・ザ・ブロックのatsukiのレビュー・感想・評価

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
3.8
【団地妻とケダモノ達】

団地に住むケダモノもどきの人間が宇宙から来た本物のケダモノエイリアンと戦う楽しい、楽しい映画です。

製作総指揮でエドガーライトが携わってていわゆるスリーフレーバーコルネット的な映画な訳です。まぁつまんない訳ないんですよね。質のいいB級映画感はたまらん限りです。監督はそのエドガーライトと共にアントマンの脚本も務めたジョーコーニッシュ。お馴染みのイギリスはロンドンの今回は団地でエイリアンと戦う。

主人公はあのスターウォーズはフォースの覚醒でフィン役を演じたジョンボイエガ。今回の彼はライトセイバーではなくて、日本刀。でもやっぱり剣さばきが頼りないというか、おっちょこちょいなのは変わらない。エイリアンと追いかけっこする時とかも遅そうな原付やら何故か一組だけチャリンコやら、戦う武器もロケット花火に爆竹、包丁やらさっきも言った日本刀やら、かと思えば水鉄砲。

脇役ながらやっぱりいい味だしてるニックフロスト。主人公一行はバタバタバタバタしてる中、彼が映る事で抜けが出来ていた。ジョンボイエガ以外の面々もませてる男の子や二番手ながら強気な男の子など。また見た目は6歳の9歳半の2人組みの男の子達はひたすら良い。ジョンボイエガ率いる一行にかまってもらいたいがかまってもらえない。けれども彼らの行動が展開を繋げるいいポジションにいる。あとは巻き込まれた団地妻と団地かぶれの青年。何事?感満載の2人に感情移入でもしようか…もう団地、団地、団地、団地の団地映画過ぎて団地になるレベル。

最後のジョンボイエガのフォースが覚醒する展開が良かった。

頭を空っぽにして…ね?
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