このレビューはネタバレを含みます
時をかける2010リメイク
2010年11月12日 16時56分レビュー。
原作筒井康隆、脚本菅野友恵、監督谷口生晃。
大林監督、原田知世永遠のアイドル映画に見えて素晴らしい青春SF映画の金字塔となりはてた「時をかける少女」。
時たちアニメーション「時をかける少女」、細田監督が等身大の少女のしつこいほどのタイムリープとラブをかけた素晴らしいリメイクでありました。
さてそんなかあえて、この名作となり得た作品の実写リメイクの話。
筒井先生ほっくほっく顔の最新リメイクの話。
仲里依紗さん出演、レビューの賛否。
ビデオ屋で緑をバックに走る姿の躍動感背景のジャケットを手に取りDVDでようやく鑑賞となりました。
新たなリメイクとして、果敢に挑戦した作品でありました。
まず、出演の仲さんがフレッシュにピチピチさを出しながら等身大女子高生を演じていました。仲ファンは、是非必見の作品ですよ!
それから受けの中尾明慶君、彼の存在が本作の要。
何気に映画監督志望で、本作リメイクの新たな展開を見せてくれました。背景のポスターにやたらとブルースリーと邦画のSF作品があったので笑えます。
本作のそんなタイムスリップな舞台、衣装、小道具もよくぞ頑張った写り込み。
ロバートレッドホードのポスターがレアすぎる、他色々懐かしさ満載。
時をかけた中盤、仲アンド中尾が使命を果たすべく奔走いたします。
ラストいくつかの意外な落ちが待っていますよ。
私は若干キャストに難ありの方(仲さんの母親、ラフな芝居に見えた。入院してるわりに健康そう。)がいたこととややラスト付近に気後れしてしまった感じ。
それから鑑賞後、旧作大林版を無性にみたくなった心境になったのもどこか残念だった気がしました。
あと、複数のレビューにありました、旧作リスペクト尾美さん、原田さんをなにかしら見てみたい衝動になったのが残念。
ですが、
新たな楽しさを見いだそうと奮闘し、仲、中尾コンビの素晴らしい時かけ物語は良かったんてわないかと、。
仲さんの自然体は、監督との話し合いからアイディアもとりいれ役作りにいかしていったようです。
現代からガチに日本の過去へ「タイムスリップ」、そこでの「時」がかける「ラブ」と
変わりつつあった「過去のにほん」で時に右往左往する仲アンド中尾コンビ。
いったいどのような結末が2010年時かけリメイクに待っているのでしょうか?
2010版時をかける仲さんリメイク、是非その新しさをごらんください。
(つぶやき)劇中のあのブルースリーのポスターほしいなー。高いだろうな。
あと、旧作大林・原田版ときかけDVDが、貸出中で全然みれなくて、悔しいです。
この後二人はプライベート結婚して、時をかけたとさ。